大友克洋のAKIRA CLUB
大友克洋氏のAKIRA CLUBです。
デジタルの本では味わえない作りこみ。デジタル化された書物の良さは理解しているつもり(じゃりン子チエの漫画50巻を常に持ち運べるのはデジタルならでは)ですが 手に取る事の出来る書物もヤッパリ楽しい。
表紙に穴が開いた本は私の蔵書にはこれ一冊。だからどうしたとは言わないでね。
週間連載時の扉絵がすべて(おそらく・・・)のってます。保存用に二冊づつ買っていた知り合いがいましたが必要な買って練っていってやりたい。
非常識なくらいに書き込みがされたモノもあればシンプルな絵柄のモノもあり本当に眺めているだけで楽しい。これって作品自体にかかわる演出みたいなものもあったんでしょうか、何かしらの仕掛けがあったんでしょうかね?
一度調べてみましょうね。
予告的な要素があるものもあればキャラクターの説明的なモノもあり単純に眺めていても楽しいです。コレらをひたすら模写し続けたら画力がアップしそうです。
鉄雄、ケイ。
大佐、おばさん。
一人立ち尽くす大佐のイラストは誰がどう見ても大佐の心、大佐の心理描写ですよね。ケイや鉄雄のイラストには影があるのに金田のイラストには影がないのにも理由があるんでしょうかね。
( ^ω^)・・・でっかいおばさん、本当にチヨコおばさんはいいキャラでしたね。読んでいた時は彼女の方が年上でしたが今では私の方が年長者ですね。
映画化当時の様々なイベント関連の資料なんてのも乗ってます。海外版煮関しての情報は好きな人にはありがたいかも。
大友氏のラフスケッチや没原稿なども見られます。制作時のこだわりが本当にえぐいです。週刊連載時と単行本ですでにその違いは気づいてましたが(スタジアムで金田が鉄雄に対して殴り掛かるシーンに対して)これほどこだわりがあったなんて驚きました。
やっぱり金田には影がない?
この本は、古書店を探せば安く入手できそうなので見つけたら手に入れてみては・・・。