沈黙の春 レイチェル・カーソン
沈黙の春 レイチェル・カーソン
福島県での処理水の問題で世の中が何やらざわざわしていますがいまさら何を騒いでいるのやら。不思議でしょうがない。
騒げば騒ぐほど風評被害というやつが拡大するだけなんですよね。そして被害を拡大する人間が決して保証する立場にならないという不合理に怒り心頭なのです。国が保証しても東電が保証してもその資金は税金と電気料金。勘弁してくれ。
1962年に発表されたこの本を読め。科学に支えられた今の時代ってのはリスクの上に成り立っていることを再確認しましょうよ。科学的な知識のない人間の妄言とそれに踊らされることの恐ろしさ、そして何よりも無知であることの恐ろしさを知りましょう。
夏休みの宿題、読書感想文にある意味最適。お進めです。
コロナ騒動でカミュのペストがベストセラーになったんだから今 沈黙の春が注目されても不思議ではないでしょう。人を苦しめる新しい病、世界中を襲う猛暑、身近なところでは四季を失った日本の気候を目の当たりにして日本人は何を思うのでしょうかね。
実は僕も30年ぶりくらいに買ったんだよねペスト。古い文庫本が部屋のどこかにあるはずなんですが買っちゃったほうが早いという事で買っちゃったんだよね。
これも読書感想文にお勧めです。
くそ暑い日が続くのに夏休みももう終わりです。学生さんは勉強頑張ってくださいね。若い頃の努力、学ぶことと鍛えることは生涯自分を裏切りませんから。
オマケ。
時々まともなことを言うんだよな この人。