とめ はね! 河合克敏
もう新しい本は買わないつもりなんですが、いや買いたくないのですが買ってしまいました。しかも大人買い。
とめ はね! 河合克敏
私も知っている書道ブームの火付け役とも言っていい河合克敏氏の学園もの。デジタルで読んで満足していたんですが書籍版にしかない特典的なコラムや最終話に続くエピローグ的なものがどうしても読みたくて買ってしまいました。
実際に書かれた作品をデジタル処理して漫画の中に書き込むなんて技術の進歩には驚かされます。2024年の今ならそんなに難しくはないような気もしますが10年前なら苦労したろうね。
河合克敏氏の漫画は競艇にしろ書道にしても学びがあってありがたい。
個人的には河合氏の作品としてはそれほど良い出来とは思わないのですが学びも多く十分に楽しませてもらいました。いや、書道って奥が深い。個人的に始めてみたいと思いましたね。僕の場合は習字からですかね。
この辺のキャラクターはとめ はね! 河合氏の過去作を読んでいたら結構楽しい。漫画内で語られる少子化による競技人口の低下っていう話は笑えないですね。柔道だけでなく部活動ってものが終わりの時代なのかもしれません。
得意なことと好きなことが違っていても学生時代なら頑張れる。高校時代って無敵。
書道がやりたいんじゃなくて俺はあの無敵の時代をまた過ごしたいんだろうね。